居酒屋うす沢で、ほろ酔い話。『書店男子』の次は『古本男子』ってどうですか?

 

●神楽坂「うす沢」での「本の市・お題本・神楽坂本パート2」は10月2日(水)に無事終了いたしました。

出品のご協力ありがとうございました

また、来店していただいた皆さま、ありがとうございました

 

●売れた本リスト

『東京人 2006・2月号』特集・東京っ子、夏目漱石

『少年読本』稲垣足穂潮出版

津田梅子』大庭みな子・朝日文庫

『私のなかの東京』野口富士男・文藝春秋

サラサーテの盤』内田百閒・六興出版

『怪しい来客簿』色川武大・文春文庫

『決定版ルポライター事始』竹中労.ちくま文庫

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『神楽坂茶粥の記』矢田津世子講談社文芸文庫

『無芸大食大睡眠』阿佐田哲也

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『私説東京繁盛記』小林信彦荒木経惟・ちくま文庫

『ごはん通』嵐山光三郎・平凡社ライブラリー

『猫の墓 父、漱石の思い出』夏目伸六河出文庫

『漱石の思い出--夏目鏡子述』文春文庫

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『おばけずき 鏡花怪異小品集』泉鏡花 東雅夫・編

高野聖泉鏡花・名著複刻全集

『石川近代文学全集5 加能作次郎藤沢清造戸部新十郎

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『快人噺家十五面相』境田昭造・新潮社

『散文』谷川俊太郎晶文社

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でした。

「神楽坂本」なかなかの健闘ぶりかと思いますが、いかがでしょうか?

 

●何人かの方にはメールいたしましたが「神楽坂・うす沢」は、12月8日をもって閉店となります。器の店は、夏期のみ北軽井沢店で営業するそうです。

寂しいですが、いたしかたなしです

東京は住居のみで、北軽井沢と東京と半々の生活になるとのこと

12月12日~13日が引っ越し予定です。

 

10月~12月8日まで「うす沢」は、展示企画がびっしり入っています

よかったら「うす沢」に遊びに行ってください

 

●今度は、北軽井沢で、お題本フェアや古本市などを計画しましょうかね

まずは来年夏に、避暑地に遊びに行く感じで、お題本の会で「古本力強化合宿」をしましょうか

 

●「居酒屋・うす沢」ほろ酔い話

10月1日(火)に開店した「居酒屋・うす沢」は、6名の方が来店しました。

初参加は「かもめブックス」さん(アーティストのささきもとこさん)と、リブレ出版編集の荒井千晶さんの独身本女(本好き女子)のお二人です。

 

荒井さんが、最新刊コミックを持参して見せてくれました。

何とつい最近、TV放映をしていた(私、見ましたよ~)写真集『書店男子』でした!

そうですか、リブレ出版の刊行でしたか!

それと、同じくTVアニメ放送中の『ぢべたぐらし あひるの生活』でした。NHK BS「おとうさんといっしょ」でやってます。

荒井さん、ありがとね~

 

『書店男子』を見ながら、皆で荒井さんに企画提案を詰めよってみたりして

「『古本男子』という冊子作るのどうですか?」

「売れるかな? 絶対面白いよ~」

「わざと、古紙に見える紙使ってみたりして」

「古本屋さんだけでなく、古本好き男子も入れると、結構いますよ~」

などなど-----------妄想が花開いた、楽しい夜となりました。

 

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久々の更新です。神楽坂「うす沢 本の市」開催中の「お題本・神楽坂本」報告

●「お題本の会」の皆さま、「お題本・神楽坂本」を出品してくれた古本仲間の皆さま

久々の更新となり申し訳ないです。「f」やら「t」などに書いていたら、ご無沙汰になってしまいました。また、せっせと書きますぞ〜

●甘夏書店さんからのお誘いメールにありました、9月29日(日)開催の「おかえり!放浪書房トーク」に行きます〜 お誘いありがとう

放浪さんからのメールに「佐賀・長崎に行くつもりが何故か北陸?!どうして日本海?!“衣食(+職)住”と手製の本屋台を20万円の中古の軽バン「放浪号」に積み込んで、風の向くまま、気の向くまま、旅してきた99日間!
旅をしながら旅の本を売り歩く「旅する本屋 放浪書房」の7年目の新境地!
旅の写真と放浪トークで、貴方を旅に連れ出す2時間。お代は見てのお帰り☆ 」と

あり、これは面白そうですよね〜

29日空いてるかた、ぜひ行ってください!

18:00〜「一軒家カフェiKKA」

http://ameblo.jp/cafe-ikka/

 

●昨日26日(木)に、神楽坂・うす沢に「お題本・神楽坂本・パート2」を見に行ってきました。「うす沢」女将が「出品本の『東京人 』表紙の芸者さんは、神楽坂の芸者さんなんですよ〜」(2000・6月号特集:芸者さんに会いたい)と教えてくれました

 

●皆さま「出品」や「追加出品」していただいて、ありがとうございます。

すごく面白いフェアになってましたね〜

「神楽坂本パート3」も、また来年に開催しますのでそれまで「探書力」を磨きましょね。「パート2」に追加「探書」して行きましょう〜

 

●今回の「神楽坂パート2」では「明治・大正・昭和の東京神楽坂・大繁盛本」を秘かなテーマとしましたが、これがなかなか難しかったです

テーマのキーワードは「作家・加能作次郎」の『大東京繁盛記山手編』

昭和2年(1927年)に書いたものです。

済みませぬが、読んだことはありません〜加能さまもほとんど知りません〜

という未熟者でして、「繁盛記」って単語がぐっときて〜

で、『大東京繁盛記』を「ひねって」というか、「ひ」っくらいですが『私説東京繁盛記』小林信彦・ちくま文庫を出品して「ひ」ってみました。

 

●すばらしいことに、甘夏書店さんが「加能作次郎本」を2冊出品してました

1冊を立ち読みすると、石川県の出身で、明治40年(1907)22歳で早稲田大学文学科高等予科に入学。この時東京に上京してきたのでしょうね。

大正3年(1914)29歳で結婚し、東京牛込区新小川町に新居を構えたとあり、その後、牛込区加賀町に転居したりして、神楽坂周辺にずっと住んでいたそうです。

 

●注目したのは、「昭和5年(1930)45歳 「島田清次郎のこと」を6月の『文藝春秋』に書く」という記載です。

島田清次郎」というと「本の雑誌社」の新刊・風野春樹・著『島田清次郎 誰にも愛されなかった男』ではないですかね?

確か、石川県出身だし--------

まだこの本を読んでいないので、加能作次郎との関連は、はっきりとしませんが「大正3年、島田智教の長女房野と結婚」とあるので、ここで親戚すじになったかも--------

というわけで、本の雑誌社の『島田清次郎』を読んでみよっ〜と

「ひ」ってみた(まだ、まだ「ひねり」が足りませぬが)ことで、読了したら「神楽坂本」に出品しちゃおぅ〜かなっと

「読書力」をつけて「ひねって」みたいですね〜

 

●「神楽坂本」の関連作家&キーワードです

次回の「パート3」の「探書」の参考にしてください

夏目漱石 『坊ちゃん』など
佐藤愛子 『血脈』など
石田衣良『愛がいない部屋』
泉鏡花
北原白秋
・白州正子
古川日出男『サウンドトラック』
江戸川乱歩 『二銭銅貨』など
三島由紀夫 『宴のあと』
向田邦子 『あ・うん』など
永井荷風 『日和下駄』
・内田百閒 『サラサーテの盤』『神楽坂の虎』など
井上ひさし『泣き虫なまいき石川啄木
石川啄木
安西水丸『大衆食堂へ行こう』
・嵐山光三郎
中島梓
古今亭志ん朝
水谷八重子
上村一夫(劇画家)
・川合玉堂
・宮城道雄
井伏鱒二『牛込鶴巻町』
稲垣足穂
・柳谷金語樓
矢田津世子『神楽坂』
坪内逍遥
竹中労
色川武大
加能作次郎『大東京繁盛記』
・松山省三
・半井桃水(大衆小説家)
松井須磨子
島村抱月
・野口富士男
・新潮社
竹久夢二
金子光晴
大佛次郎
尾崎紅葉
田山花袋
西条八十
・我楽多文庫
・早稲田大学
・東京理科大
・法政大学
津田梅子
・都々逸坊扇歌
大田南畝

●神楽坂・「うす沢」出品リストも掲載しておきます

(1)『東京人 2005・1月号』特集・東京酒場めぐり

(2)『東京人 2000・6月号』特集・芸者さんに会いたい

(3)『東京人 2006・2月号』特集・東京っ子、夏目漱石

(4)『文人暴食』嵐山光三郎・マガジンハウス

(5)『スケッチブックの一人旅』安西水丸・JTB

(6)『狂人日記色川武大・福武書店

(7)『牌の魔術師』阿佐田哲也双葉社

(8)『雀鬼五十番勝負』阿佐田哲也双葉社

(9)『決定版ルポライター事始』竹中労.ちくま文庫

(10)『鞍馬天狗のおじさんは  聞書アラカン一代』竹中労・徳間文庫

(11)『少年読本』稲垣足穂潮出版

(12)『チューサン階級ノトモ』嵐山光三郎・徳間書店

(13)『エンピツ絵描きの一人旅』安西水丸・新潮社

(14)『私のなかの東京』野口富士男・文藝春秋

(15)『恐婚』色川武大・文春文庫

(16)『怪しい来客簿』色川武大・文春文庫

(17)『うらおもて人生録』色川武大・新潮文庫

(18)『あのころの街と風俗 昭和の東京』石川光陽・朝日文庫

(19)『サラサーテの盤』内田百閒・六興出版

*『神楽坂の虎』収録

(20)『ボディ・アンド・ソウル』古川日出男河出文庫

(21)『ゴッドスター』古川日出男・新潮文庫

(22)『わが心のフラッシュマン中島梓・ちくま文庫

(23)『津田梅子』大庭みな子・朝日文庫

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(24)『新・大貧帳』内田百閒・福武文庫

(25)『百鬼園先生言行録』内田百閒・福武文庫

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(26)『女神の移譲 書物漂流記』四方田犬彦・作品社

(27)『ジョン・レノン らりるれレノン』筑摩書房

(28)『神楽坂茶粥の記』矢田津世子講談社文芸文庫

(29)『喰いたい放題』色川武大・光文社

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(30)『無芸大食大睡眠』阿佐田哲也

(31)『おばけずき 鏡花怪異小品集』泉鏡花 東雅夫・編

(32)『加能作次郎の人と文学』坂本政親 能登印刷

(33)『石川近代文学全集5 加能作次郎藤沢清造戸部新十郎

(34)『鏡花短篇集』川村二郎 編・岩波文庫

(35)『泣き笑い五十年 柳家金悟樓』山下敬太郎 東都書房

(36)『高野聖泉鏡花・名著複刻全集

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(37)『大衆食堂へ行こう』安西水丸朝日文庫

(38)『私の「漱石」と「龍之介」』内田百閒・筑摩叢書37

(39)『ごはん通』嵐山光三郎・平凡社ライブラリー

(40)『猫の墓 父、漱石の思い出』夏目伸六河出文庫

(41)『私説東京繁盛記』小林信彦荒木経惟・ちくま文庫

(42)『不機嫌亭漱石』アクションコミックス「坊ちゃんの時代」 関川夏央谷口ジロー双葉社

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(43)『快人噺家十五面相』境田昭造・新潮社

(44)『笑芸人 vol.6』特集:ありがとう名人芸 古今亭志ん朝

(45)『琉球共和国』竹中労三一書房

(46)『彷書月刊 1998.9月号 竹中労の残像』

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モンガ堂・夏休自由課題図書企画!?「大人も子供も楽しめる本 一日一冊・あの頃あの本」スタート

●7月28日は、深川いっぷく経由で、西荻「モンガ堂」さんに行きました。

「大人も子供も楽しめる本 一日一冊・あの頃あの本」の打ち合わせ。

「あの頃あの本」は、モンガさんが付けてくれました

「読書感想」を(短くていいですよ。200字くらいを目安に。長文も歓迎)

「モンガ堂」さんにメールで送信すると、「モンガ堂」さんがブログやTwitterで、書影と文を紹介します。

本は、販売しますので、持ち込み歓迎です

(屋号入りのスリップ入れてね。条件は、20%をモンガさんへ)

「お題本の会」としては、夏休みスタートなので8月中の「お題」は、「大人も子供も楽しめる本」としてみましょうかね〜

「夏休自由課題図書」って感じでいいですよね〜

 

●「お題本の会」の皆さま、ぜひ「読書感想」をメールしてください〜

 

●「モンガ堂」さんが、この「読書感想」は、長く続けて行きたいと言ってました。これは、読書運動ですよね〜

途中で「お題」を変えて行く予定ですので、「お題」も出題してね〜

 

リコシェ(古本屋号ですが-----)も早速、一冊書いて送信しました

目標として「一日一冊読書感想」を目指したいです〜

 継続したら、かっこいいよね〜

 

●「モンガ堂」さんでフェア開催

8月4日まで「鎌倉の出版社「港の人」フェア-----書物の海で泳ごよ!---」開催してます

http://d.hatena.ne.jp/mongabook/

7月14日(日)~8月4日(日) 12:00~21:00

定休日:水曜日

フェア協力:ricochet-odaihon's 

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書物の海で泳ごうよ!

「港の人」の本が、これだけ揃って並んでいるのは、あまり見たことがありません

それだけで、わくわくします

このフェアの特徴は、ざっと3つのジャンルに分かれています

「詩とことばの本」

「美術・音楽・演劇・映画の本」

「紀行集・郷土本」

選書は、「港の人」です

何か筋が一本通っている感じの出版ですね

素敵な出版社です

実は、このフェアで初めて手に取った本がたくさんありました

「港の人」が敬愛する詩人のひとり、北村太郎さんの本とか

作家・野村胡堂さんの息子さんで若くして亡くなった野村一彦さんの日記本などです。

どれも面白い本です。

ぜひ「モンガ堂」に見に来てください。

(本と古本とブック・リスト・マニアのリコシェより)

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西荻窪の「音羽館」さん見に来てくれて、お気に入りの一冊を購入してくれたそうです。うれしいな〜

真夏の探書報告が「古本T」さんからきました!ヤルね〜!!

●「古本T」のK・T・Dさんから「探書」報告が届きました。

この猛暑中の探書はすごい!

ワシラもガンバルぞ〜!

 

●[K・T・D]の[D]は、何の略?意味?という質問がきました

[D]は「danna」「旦那」の[D]じゃありませんぞ

「Darling」「Dear」の[D]ですぞ。

リコシェがかってに付けました---------イやかなぁ?

 

●7月16日

「古本T」のK・T・Dです

暑中お見舞い申し上げます。

まだ7月半ばだというのに、この暑さにはうんざりですが、そんな中で先日、いつものように神保町へ行ってゲットしてきた本について、です。

 

例の向田本100冊のリストをながめてから、神保町をウロウロしてみると、あるじゃないですか。

 

(69)『孔雀の舌』開高健文藝春秋

ノンフィクション集(全5冊)のうちの1冊で、けっこう厚い本ですね。

これは神保町のちょっと外れにある、アカシヤ書店にて。

もう1冊は、

(77)『断腸亭日乗(一)』永井壮吉(荷風岩波書店

岩波文庫に入っている上下本ではなくて、箱入り全7巻のうちの最初の一巻。

これ7冊そろうと壮観でしょうね、きっと。

こちらは田村書店で。

 

といった感じですが、向田本だけで満足しているわけにもいかないので、

DTRでの古本市に向け、もちろんそれなりの本も購入しました。

 

皆さん、この暑い中でも(同じように)あちこち行かれていることでしょう。

また、「これは」という本を見つけたら報告してみますね。

ではでは。

 

●「古本T」KTDさんへ←リコシェより

報告ありがとうございます。

DTRの探書も同時進行とは------むむっ、流石でござります

 

●DTRのチラシできました!

いや〜かわいい〜素敵です!

もうすぐ印刷できあがるそうです

配布のご協力お願いします

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「SECONDHAND BOOK」という言い方もいいですね
略して「セコハン」って使いますよね

和製英語?省略和製英語?かなぁ〜

「SECONDHAND」は「中古」という感じが強いので
古本というと「used book」を使うことが多いと思うのですが
DTRで開催するので「HI-FI」と「SECOHAN」と続いて

何か、カッコいいかもです                                                                                                                                                                              

「じんた堂」さんから、向田本・番外ネタがきました!『眠る盃』再々読します〜

●「暑い〜〜」とわめきながら、自虐的になって、本イベント・スケジュールを書いてみました

どうしよう〜〜 ブルっとして、背筋が寒くなった^^^^

 

・6月22日(土)〜7月28日(日) 「雨いろの本の市・雨の日に読みたい本」深川いっぷく

・7月15日(金)〜16日(火)玉カフェ本の市「映画の世界・映画本&映画パンフレット」フェア開催----終了しました------

・7月20日(土) 18:00〜 「寺島なすで作る世界のなす料理・トルコ編」玉ノ井カフェ

・7月19日(金)〜23日(火) 「お題本・なす本」

・7月14日(土)〜8月4日(日) 出版社「港の人」本の市 西荻「モンガ堂」

*同時開催:「大人が読んでも子供が読んでも面白い!

夏休み自由おすすめ図書一日一冊展」

いろんな方のおすすめ自由課題図書一日一冊を、展示販売します

・7月25日(木)〜9月1日(日) 「夏休みえほんの宝探し古本市」逗子・cafe tiny zoo

・8月3日(土)〜9月1日(日) 「下町ハイファイ古本市 IN東陽町ダウンタウンレコード」

・8月24日(土)18:00〜「寺島なすで作る世界のなす料理・インド編」玉ノ井カフェ

・8月23日(金)〜27日(火) 「お題本・なす本」

・8月29日(木)~30日(金)  「神楽坂アートガレー古本夕市」14:00〜19:00

本のお題は「食道楽・食の宝庫本」

●写真展・昭和のまなざし「音のない記憶 ---ろうあの写真家・井上孝治と評伝作家・黒岩比佐子の世界----」の関連イベント・古本市です

8月20日(火)〜9月1日(日) アートガレー神楽坂

http://art-galley.craps.co.jp/

 

・9月15日(日)〜10月2日(水) 「お題本・神楽坂本二回目・うす沢本の市」

街の冊子「かぐらむら」に告知をだしました

こんな感じ

「今回の神楽坂本は「大東京繁盛記本」をお題にし、その中でも特に明治・大正・昭和の頃の神楽坂と大衆芸能、演劇、演芸、寄席、映画のことが書かれている本を「探書」してみます。「探書」本を展示・販売いたします。お楽しみに」

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・9月28日(土)18:00〜「寺島なすで作る世界のなす料理・エジプト編」玉ノ井カフェ

・9月27日(金)〜10月1日(火) 「お題本・なす本」

 

10月26日(土)「秋のふるほん日和」に参加したい〜

 

 

***「向田本100冊」の番外編***

●7月7日

じんた堂です

 

梅雨明けした途端の猛暑ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

遅ればせながら「お題本」番外ネタを少し。

以前、ブログにも書いたのですが、

向田邦子が愛したジャズアルバム”があります。

 

向田邦子エッセイ集「眠る盃」の水羊羹の話のなかに、水羊羹の色つや、

それをのせる器、食べる時のライティングにつづいて、食べる時に

どのようなムードミュージックをかけるか述べた文章があります。

 

”私は、ミリー・ヴァーノンの「スプリング・イズ・ヒア」が一番合う

ようにおもいます。この人は1950年代に、たった一枚のレコードを

残して、それ以来、生きているのか死んだのか全く消息の判らない美人の

歌手ですが、冷たいような甘いような、けだるいような、なまぬくいような

歌は、水羊羹にピッタリに思えます”とあります。

 

このように書かれれば、向田ファンならずとも、その歌声を聴きたく

なりませんか?

 

アルバム「Introducing」(Storyville Records STLP910)は、

まさしくスプリング・イズ・ヒアが収録されているミリーヴァーノン

(Milli Vernon)のアルバムです。かつてオリジナルのLPは、

幻のレコードと言われ数万円していましたが、いまはCDで

手軽に聴くことができます。

 

さらにこのアルバムにはブルー・レインという雨の曲も収録されて

いますので、雨の本のBGMにもよさそうです。

 

本日、深川いっぷくにCDアルバムを参考展示品として置きましたので

興味のある方はご覧ください。

もちろん試聴可です、そのときは「いっぷく」にお願いしてください

 
●「じんた堂」さんへ←リコシェより
メールありがとうございます。『眠る盃』は、以前「荒城の月」の歌詞のことで再読しました。今だに「めぐる盃」でなく「眠る盃」と歌いそうになります
今回は「水羊羹」で、再々読しまてみます
本は、視点によって何度でも読めますね〜いいね!
「ブルー・レイン」を聞きたいです

「お題本の会」会員さんから「下町ハイファイ古本市 IN東陽町ダウンタウンレコード」選書コメント&「古本T」さんの「向田本100冊」探書報告

●7月1日

「じんた堂」さんからのメール

「返信ありがとうございます。
まずは懐かしのジャズ本とオーディオ雑誌を出品する予定です。
それでは、よろしくお願いします」

 

●6月29日

「眺花亭」さんからのメール

ダウンタウン古本市に出店します。
音楽本(沖縄島唄河内音頭)、関連本を出品します。

 

●6月29日

「古本T」(K・T)さんからのメール

ダウンタウン古本市、ぜひ参加させてください。
ジャズ好きな
「古本T」が早くもはりきってます。

私は関連本で、ヒネります~。

 

●7月5日
「古本T」(K・T・D)さんからのメールさん
(「古本T」さんは、お二人ともイニシャルが"K・T"なんですね。今気がつきました。
ではK・T・Dとしておきます〜)
 
ダウンタウンレコードの古本市、出品する本も"ハイファイ"となるよう、
鋭意、本を集めてみたいと思います。(どこまで行けるやら...)
 
皆さま、よろしくお願いします!
 
リコシェは、選書を検討中
「フォーク評論本」にしようかな
サントラレコード関連で「映画原作本」というのもいいかもですよね
「昔のアイドル本」に憧れるが、持ち本が少ないからな〜
考えますぞ〜
 
レコードなんですが、DTRさんに行くと購入するのが、「ビートルズ」と「モンキーズ」と「ウォーカーブラザーズ」のレコードです。全部CDにして、売ってしまったので、集めなおしています。
それとNewなテーマは「音頭」ものレコードです。「50円」コーナーにあるんですよ〜
 
 
*「向田本100冊」探書報告
●7月5日
「古本T」(K・T・D)です
 
そういえば先日、神保町へ行った際、レインボーさんから送ってもらった
向田本100冊リストを手にあれこれ探したところ、
 
(31)『蝶ネクタイとオムレツ』(高橋義孝
 
(94)『バートラム・ホテルにて』アガサ・クリスティ(ハヤカワ・ポケミス
 
をゲットしました。
すでに皆さんが見つけた本で、ダブりになりますが、次回の向田本フェア(?)
があるときまで取っておきます。ふらっと古本屋に入って棚を見るのもいいですが、
何かテーマがあるとまた違った意味で、面白いですね。
 
 
●「古本T」(K・T・D)さんへ←リコシェより
ダブっても大丈夫ですよ〜
2月開催予定の「向田邦子が選んだ食いしん坊に贈る本100冊+2冊を探す!探書完了フェア」が、楽しみです。
引き続き「探書」よろしくです
 

決意かたく「探書」継続中!82冊となりました!「向田本100冊」

●「向田本100冊」の探書報告が、レインボーブックスさんと眺花亭さんから届きました。決意かたく、熱さめず、さすがのお二人です

すばらしい〜

 

●6月27日

レインボーブックスです

皆様お元気でしょうか?

さて、向田本の探書の報告です。

昨日 「ぶ」の高田馬店 に行ってまいりました。先週 閉店セールで本全品半額につられ一度は行ったのですが、昨日で本当に閉店で夕方から 全品100円!になるようなので、「これは行くしかあるまい」と会社帰りのそぼ降る雨の中出かけました。(修羅ですねー)背鳥と修羅が渦巻いているかと思いきや、まっとうなお客さんが多くてもしかしてと思うと、残りものには結構「福」がありました。(ホクホク)

そこで発見!

 

(3)『からだの読本1』石山俊次・小林太刀夫・暮らしの手帖社 

当然100円

 

この本は何度もニアミス本がありました。暮らしの手帖社からこの本の後に同じ執筆人で体裁で「病気とからだの読本」というのが出ていて、またそのあとに「新病気とからだの読本」が出ている。どちらも見つけてあやうく買いそうになりました。(本物が手にはいるなら、今思えば買っとけば良かった)

これで82冊でしょうか?

まだまだあきらめないぞ、と決意を硬くするのでしたー。それでは。

 

●6月29日

眺花亭です

「向田本」熱が下がらないレインボーさんに刺激され、本日神保町古書会館で

『蝶ネクタイとオムレツ』(高橋義孝)を入手しました。

前回は眺花亭蔵書を参考出品しましたが、次回は展示即売します。

 
 
●眺花亭さんから「眺花亭だより 7月号」のメールきました
どれも面白いイベントばかりですね
 
*眺花亭ナイト「小沢昭一を偲んで放浪芸を訪ねる VOL.1」開催 
7月26日(金)19時~21時

『新日本の放浪芸 ~訪ねて韓国・インドまで~』をDVD上映します。三曲萬歳、
阿呆陀羅経、ちょぼくり等いまや見ることが出来ない芸の数々。
先着予約10名限定です、上映までに入館してください
 

 

●「雨いろの本の市-----雨の日に読みたい本」深川いっぷくで開催中

レインボーブックスさんから、感想メールありました

*7月1日

レインボーです
深川いっぷくさんに貸棚の入れ替えにいってきました。

雨いろの本の棚いいですねー。立体的で、何しろ本がぎっしり詰まっているのがいいですねー。私は雨の本企画勝手に連動で貸棚の半分以上青い背表紙の本を並べてみました。なかなか美しいですよ。
見てやってください。(それと、青の背表紙の本足りなかったため自分の雨の本一部貸し棚に移動させていただきました。)

 

●レインボーブックスさんへ←リコシェより

「雨本かってに連動企画」ありがとうございます!

お題本の会の皆さんの本と気持ちが、ギュッ------------と詰まった棚ですよね〜

「青い背表紙本」をチェックしに行きますぜィ〜