「石英書房」さん、「おひさま文庫」さんからの「探書」報告
●2013年5月20日朝日新聞(18面の文化欄)に、「はじめての 向田邦子」が掲載。読まれた方もいるかと思いますが、紹介しておきますね
51歳だった作家・向田邦子(1929〜1981)さんが、飛行機事故で世を去って32年。
●短篇の連作『花の名前』『かわうそ』『犬小屋』で直木賞受賞、50歳でした。受賞作は『思いでトランプ』(新潮社)に収録。
●初めてのエッセー集は『父の詫び状』(文藝春秋)
●”物書き"の始まりになったのは、転職して「雄鶏社」に入社し「映画ストーリー」編集部に配属されて書いた「編集後記」だとか。
編集後記をまとめたもの、映画にまつわるエピソードなどを本にした
『映画の手帖』で読めます。
●脚本デビュー作は、1962年(昭和37年)「森繁の重役読本」でしょうか?
テレビではなくラジオ番組の台本。作・向田邦子、朗読・森繁久彌の名コンビにより、7年間、2,448回も続いたラジオ名番組だったそうです。文春文庫『森繁の重役読本』は、台本から選んで再編集したもの。『六つのひきだし---「森繁の重役読本」より』(文春文庫)は、第2弾となりますね。
●テレビのシナリオライターとして知られるキッカケとなったのは『七人の孫』1964年(昭和39年)。シリーズ番組として続きましたよね
3千本の脚本を書いたと言われているそうですよ〜すごいですね〜
●『思いでトランプ』『父の詫び状』『映画の手帖』『森繁の重役読本』『六つのひきだし---「森繁の重役読本」より』再読したくなりますね!
「甘夏書店@向島鳩の街」にて開催中の「向田邦子は選んだ食いしん坊に贈る100冊+2冊を探す!」フェアの関連本コーナーに揃っていますよ〜
読みたい方は、すぐにお出かけください!
●向田さんの三十三回忌をしのぶ展示会が8月21日〜27日、JR東京駅前の八重洲ブックセンターで開催予定。
●7月『完本 寺内貫太郎一家』新潮社から出版予定。執筆は、フリー編集者の鳥兎沼(うとぬま)佳代さん。活字版はドラマの途中で終わっており、これを書き継ぐ取り組みが続いている。
●6月『文藝別冊 向田邦子』を出版予定
鹿児島市のかごしま近代文学館の、自宅リビングの再現やたくさんの遺品の展示も見てみたいですね〜
レインボー部長、貯金して、いつか皆で社員旅行(?)で鹿児島に行きましょ〜
無理ッスかねェ〜
●5月7日
「石英書房」さんが、「うす沢」さんに納品した分のリストです
「探書本」
(18)『食味歳時記』獅子文六 文春文庫
(47) 『吾輩は猫である』講談社文庫
石英さんの本は『王朝小説集』芥川龍之介 ランダムハウス講談社文庫版です
「関連本」&「周辺本」
『かけがいのない贈り物---ままやと姉・向田邦子』向田和子 文春文庫
『漱石、ジャムを舐める』河内一朗 新潮文庫
『江戸あじわい図譜』高橋幹夫 ちくま文庫
石英さん、掲載が遅くなりまして申し訳ありません。もうすでに何冊か売れていましたね
●5月21日
「おひさま文庫」です
「探書本」
(11)『壇流クッキング』 中公文庫・・・・ダブリ
「関連本」
『かけがえのない贈り物』 向田 和子 文春文庫
『向田邦子の恋文』 〃 新潮文庫
『向田邦子ふたたび』 文春文庫ビジュアル版
「ブ」の105円コーナーで入手しました。
甘夏さんに追加します!